ニキビを改善していく上で、医師の適切な治療をうけることも大切ですが、
皆さんそれぞれが日々、正しいスキンケアを行うことも重要です。
ニキビ肌に適したスキンケア方法をご理解いただき、実行してください。
また、女性はお化粧をされる方が多いと思いますが、メイクをする上で気をつけていただきたいのが
「ニキビは隠そうとすればするほど悪化する」と言うことです。
ニキビが気になるからと言って、メイクで隠せば悪化の原因になります。
できればニキビのために、お化粧はポイントメイクで済ませるなどして控えるのがベストです。
ニキビ肌にあった化粧品を選び、毎日のスキンケアをしっかりしましょう。
油の汚れは油で落とす」という考えの元、オイルクレンジングをお使いになる方が多いようですが、よく洗顔したつもりでも、油分でできているオイルクレンジングは毛穴に残ってしまいます。そのため、クレンジングもオイルフリーのものをお勧めします。
ニキビのできやすい方は顔の油分を取るためにゴシゴシと、顔を洗う方が多いようです。
しかし、力まかせの洗顔は肌の余分な油分まで取り去るばかりか、肌を傷つけ、ニキビの炎症や色素沈着、陥没を引き起こしてしまいます。ぬるま湯を使い、石鹸をしっかりと泡立て、「泡で顔を洗うよう」にしましょう。
油分が多く含まれているクリームをお顔全体に使用するのは避けて下さい。油分の少ないジェルなどをお勧めします。また目元はニキビができにくい場所ですので、目元の小ジワを防ぐために部分的にクリームや美容液を使って頂くのはよいでしょう。また、スポット的にお顔が乾燥してしまう混合肌の方も、部分的にクリームなどをお使いください。
紫外線は日焼けやシミの原因だけと認識されがちですが、ニキビの原因にもなります。皮脂を酸化させ、ニキビを悪化させてしまうのです。もちろん、色素沈着の原因にもなりますので外出される際には必ずUVケアを行って下さい。通常、外出される場合にはSPF20、PA(++)のもので十分です。
ニキビ肌の方がファンデーションをお使いになるのはあまりおすすめできません。できればポイントメイクを心がけてください。ファンデーションをご使用されるときには、肌に強くこすりつけるようなことはしないでください。ファンデーション用のスポンジも清潔にしておきましょう。また、特に気をつけていただきたいのがファンデーションの選び方です。ニキビを隠すためにカバー力の優れたリキッドファンデーションをお使いになる方も多いようですが、リキッドファンデーションには油分がたっぷりと含まれています。パウダーファンデーションを使用するようにしましょう。コンシーラーの使用も避けて下さい。
医師が患者さんの肌質やニキビの状態を判断した上で、ご予算に応じて、それぞれに適したスキンケア用品の選び方や最も効果のある組み合わせ方、使用方法などを指導いたします。
ジョルビスキンケアシリーズ
ニキビでお悩みの方、皆さんにおすすめしている基本的なスキンケア用品です。
弱酸性でマイルドなピーリング効果があります。また、当院でのBHAケミカルピーリングをより効果的に施術していただくためにも有効です。
GAフェイスクレンザー (洗顔料) |
GAローション | モイスチュアエッセンス (美容液) |
UVシールド (日焼け止め乳液) |
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リキッドソープ | ジェルタイプの化粧水 | 保湿効果の高い乳液タイプの 低刺激性美容液 |
低刺激性の遮光乳液 SPF20、PA++ |
効果が非常に高い、強いタイプのスキンケア用品です。効果が強力なため、専門の医師が判断した上でお出ししています。また使用方法についても必ず、指導を行っています。特にニキビの酷い方にお出ししています。
バイオリフト | エクスフォーダーム | |
レチノイン酸(ビタミンA誘導体)が配合されたジェルです。皮膚細胞のターンオーバーをコントロールして角質をたまりにくくします。 | より強力に治療するための乳液です。ピーリング剤が含まれているため、古い角質を除去しターンオーバーを正常化します。 |
低刺激のスキンケア用品です。優しい使い心地でニキビに作用しますので、どなたでも安心してお使いいただけます。基本的なスキンケアにプラスすることで、より効果的にニキビを治し、効率のよい治療が行えます。
モイストゾル | VC-PMGローション | |
油分を含まない保湿力の高い美容液です。ノンオイルですのでニキビ肌の方にお勧めします。ピーリング後の保湿剤としても使用して頂いています。 | 9%の高濃度ビタミンC誘導体ローションです。抗酸化作用があり、過剰な皮脂を抑えます。ニキビやニキビ跡に効果が高く、毛穴の開きにも有効です。 |